傷痕が目立たない包茎手術とは?~重要な5つのポイント

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「包茎は治したいけど、傷痕が残るんじゃないか、気になる……」

「手術代は多少かかってもいいから、手術したことが分からないようにしたい……」

「見栄えがキレイな手術を受けたいけど、どうやって病院を選べばいいの?」

 

など、包茎手術に関する悩みで一番多いのは、「手術痕」や「見栄え」のことではないでしょうか?

 

そして、そのために、

「どうやって病院を選べばいいのか?」

ということ。

 

 

リョータロー
ただ、「実際、見栄えが最もいい手術をしてくれる病院を探すと言っても、何を基準にどうやって探せばいいか?」はなかなか分からないですよね?

 

 

どの病院も、ホームページや宣伝・広告を見ると、

ドクター
「うちは見栄えがキレイです」

ナース
「手術痕が目立ちません」

と謳っていますが、どれも明確な基準がありません。

 

手術費用なら「〇万円」と数字があるので、どこが一番安いか高いか、明確な基準がありますが、見栄えや傷痕についてはないですよね?

 

そのため、

「どうやって病院を選べばいいのか、分からないよ……。」

と悩んでしまうのです。

 

 

そこで今回は、

  • 傷痕が目立たない手術とはどういう手術か?

  • その手術を受けるために、どのように病院を選ぶべきか?

という2つのポイントについてお伝えしたいと思います。

 

しかも、できるだけ明確な基準や理由を交えてお伝えします。

ですので、記事を読み終わったときには、「広告の宣伝文句に流されて選ぶ」のではなく、「自分の中で明確な基準を持って選ぶ」ことができるようになると思います。

 

 

なお、記事が長くなるため、この記事では「傷痕が目立たない手術とはどういう手術か?」について、解説します。

「見栄えのよい手術を受けるために、どのように病院を選ぶべきか?」については、下記に別記事を用意しましたので、合わせてご覧ください。

 

 

見栄えをよくする包茎手術~5つのポイント

それでは、傷痕が目立たない手術とは、どのようなものか紹介していきます。

※傷痕が残る仕組みについては下記記事でも説明しています。

 

 

そもそも包茎手術には、下記のとおり、いくつかの段階があります。

それぞれに見栄えをよくするためのポイントがあるので、各段階ごとに説明します。

  1. デザイン

  2. 切開

  3. 止血

  4. 縫合

  5. 術後管理
見栄えをよくする5つのポイント

 

 

ひとつずつ説明していきますね。

 

【キレイに仕上げるポイント1】 デザイン

まず、「デザイン」について。

デザインの工程で、見栄えをよくするポイントは4つです。

  1. 傷口の位置をどこにするか
  2. 包皮小帯(裏スジ)の形成
  3. 切除する包皮の長さ
  4. 傷口の円周の調整

 

詳しく説明するとかなり長くなるので、デザインでのポイントは下記記事で解説しています。

 

ここでは、要点をまとめて説明しますね。

 

1. 傷口の位置をどこにするか

まず一つ目のポイントは、傷口つまり縫合箇所の位置をどこに設定するかです。

包茎手術の傷口は大きく分けると、下記の二つに位置に設定されます。

  • 陰茎中央部分
  • 亀頭直下部分

 

陰茎中央だと傷口が、はっきりわかる位置なので、傷跡が目立ちます。

一方、陰茎直下の部分であれば、傷跡がカリに隠れますし、ツートンカラーも目立たないので、包茎手術したことが、分かりづらくなります。

見栄えを重視するなら、「陰茎中央」ではなく、「亀頭直下」がおすすめ。

 

 

2. 包皮小帯(裏スジ)の形成

次のポイントは、「包皮小帯」つまり「裏筋」を残すということです。

包茎手術でも安い術式の場合、包皮小帯を切ってしまう場合があります。

 

包皮小帯を切り取ってしまうと、本来あったものがなくなるので、当然見栄えは悪くなります。

見栄えを良くしたいのであれば、包皮正体が残る術式で手術を受けるべきです。

包皮小帯は残した方がいい。

 

 

3. 切除する包皮の長さ

続いてのポイントが、切除する包皮の長さです。

 

切除する包皮が多すぎると、勃起した時に皮が突っ張ってしまいます。

一方、切除する包皮の長さが少なすぎると、皮がかぶったままで、包茎がなおりません。

デザインの段階で、どれくらいの量をカットするか、正しく計測しておく。

 

きちんと計測をして、適切な長さをカットすることが大事です。

 

4.傷口の円周の調整

デザインの最後のポイントが、傷口の円周の長さを合わせるということです。

 

包皮を切除する時、亀頭側と根元側それぞれにメスを入れて、その間の包皮を取り除きます。

取り除いた後に亀頭側と根元側の皮膚を縫合しますが、両者の傷口の長さが合っていないと、余った側の皮膚が寄れた状態で残ります。

結果的に傷口が目立ってしまいます。

亀頭側の切り口と根元側の切り口が縫合時にくっつく。

 

 

つまり、それぞれの長さが合うのが理想です。

そのため最初に、「亀頭側の傷口」と「根元側の傷口」の円周の長さが合うように、メスを入れなければいけません。

 

 

【キレイに仕上げるポイント2】 切開

次に、「切開」について。

切開方法でポイントになるのは、

  1. 切開の仕方

  2. メスを入れる位置(亀頭からの距離)
  3. 剥離する皮膚の厚さ
  4. 使用するメス

の4つです。

 

詳しくは下記の記事をご覧ください。

 

ここでは、さらっとポイントだけお伝えします。

 

1. 切開の仕方

切開でのポイントは「皮膚を伸ばして、一気に切る」です。

迷いながら切ると、切り口が乱れ、傷跡も目立ちます。

 

 

また、スパっと切るためにも、皮膚をしっかり伸ばしておくことも大事です。

皮膚がたるんでいると、メスを動かしても、スパっとは切れません。

 

2.メスを入れる位置(亀頭からの距離)

「デザイン」の工程で、切開位置は「陰茎中央」ではなく、「亀頭直下」にすることが大事だと話しました。

 

その場合、同じ亀頭直下でもできるだけ亀頭に近い位置で切開すると、さらに見栄えがよくなります。

亀頭から離れると、傷口自体がハッキリ見えますし、ツートンカラーも目立ちます。

亀頭を傷つけない範囲で、亀頭に近い方がいい

 

亀頭を傷つけない範囲で、できるだけ亀頭に近い位置を切開することが重要です。

 

3. 剥離する皮膚の厚さ

余った包皮を切り取るときは、できるだけ薄く切ることが大事です。

厚く切ると、その分ペニス本体が細くなってしまいます。

厚く切ってしまうと、脂肪や細胞など取ってしまうし、ペニスが細くなる

 

4. 使用するメス

使用するメスは、「電気メス」ではなく、「金属メス」の方がよいです。

電気メスは皮膚を焦がすので、傷痕が目立ちやすくなります。

きれいに切開できるのは「金属メス」

 

 

【キレイに仕上げるポイント3】 止血

続いてのポイント「止血」です。

ここでいう止血とは、手術中の止血です。

皮膚を切開しますので、手術中、切開部分から血が出てきますが、この血を止める作業のことです。

 

 

止血が甘いと、出てくる血が邪魔で、手術がしにくいのはもちろんですが、あとあと見栄えにも影響していきます。

手術が終了して縫合が終わったあとでも、止血が不完全で、皮膚内部で血がにじみ出てくるとします。

すると、血が溢れて縫合した部分を圧迫していきます。

内部から血が出てきて、傷口を圧迫することもある。

 

 

そのため、傷痕に余計な負担がかかったり、縫合個所がズレたりする場合があります。

結果的に、傷痕が目立ってしまったりするわけです。

 

 

止血というと、そんなにむずかしくないと思うかもしれません。

しかし、経験が浅かったり、雑なドクターだったりすると、止血が不十分で上記のようなことが起きることもあります。

そのため、迅速ながらも、しっかり止血を行うことが重要です。

 

◆ 止血は電気メスで行う

ちなみに止血は通常、電気メスで行います。

 

電気メスで、血を凝固させて固めます。それで血が出てこないようします。

 

電気メスというと、「切開方法」では見栄えが悪くなるとお伝えしましたが、止血の場合は、皮膚内部で使うのでまったく問題ありません。

 

また、金属メスで皮膚を切開するときは、「一気にスーッと切ることが大事」とお伝えしましたが、電気メスで止血をするときは急いではいけません。

しっかり血を止めて凝固することが大事なので、注意しましょう。

 

 

【キレイに仕上げるポイント4】 縫合

そして「縫合」についてです。

「縫合方法」は、正直いって「切開方法」「止血方法」の中でも、見栄えという点でもっとも重要でポイントは5つです。

  1. 縫うときの力加減(テンション)
  2. 使用する糸の種類
  3. 連続縫合か、結節縫合か
  4. 縫う針の数
  5. 針を入れる位置

 

詳しい説明は下記の別記事で説明いたします。

 

ここでは、さらっとポイントだけお伝えします。

1. 縫うときの力加減(テンション)

糸が外れないレベルで、できるだけ弱く縫うことがポイントです。

力強く縫ってしまうと、シワが寄ったり、傷口が圧迫されて、キレイな状態で傷がくっつきません。

強いテンションで縫うと、傷口がよれて見栄えも悪くなる

 

2. 使用する糸の種類

太い糸より、細い糸の方が傷が目立ちません。

また、抜糸の必要がない溶ける糸(吸収糸)よりも、ナイロンなどの溶けない糸(非吸収糸)の方が傷痕が目立ちにくいと言われます。

糸の種類、太さもポイント

 

溶ける糸は、よりしっかり縫わないといけないため、前述した力加減の面で悪影響が出やすいです。

また、溶ける糸はまれに溶ける過程で炎症を起こす方もいます。

 

3. 連続縫合か、結節縫合か

一針ごとに糸を切って、個別に縫う「結節縫合」の方が傷痕が目立ちにくくなります。

1本の糸で傷口を全部縫う「連続縫合」は、手術時間が短縮されますが、傷口ごとに最適な力加減で縫うことがむずかしいため、傷痕が目立ちやすいです。

結節縫合の方が見栄えがよい

 

4. 縫う針の数

傷痕はできるだけ細かく、数多く縫った方がキレイな仕上がりになります。

見栄えを重視しない泌尿器科などでは、平均15~20針くらいで縫うと言われていますが、包茎専門のクリニックではもっと多く、30針以上で縫合するところもあります。

上の縫い方は見栄えが悪くなる。 下の方が手間はかかるが、見栄えはよくなる。

 

5. 針を入れる位置

傷口を塞ぐときの針を入れる位置は、できるだけ傷口に近い方が良いです。

傷口から針が入る距離で見栄えが変わる

 

 

傷口から針を入れる位置が離れてしまうと、皮膚が寄れてキレイにくっつかなくなります。

結果的に術後の見栄えも悪くなります。

 

【キレイに仕上げるポイント5】 術後管理

最後が「術後管理」のポイント。

 

術後管理とは、手術後、傷が完治するまでのケアを指します。

この期間のケアで大事なことは、とにかく傷口に負荷をかけないことです。

 

激しく体を動かしたりすると、ペニスにも振動が加わり、傷口に負荷がかかります。

すると、いくら糸でしっかり縫合していても、傷口がズレたりします。

傷口がズレれば、治りも遅くなりますし、キレイにくっつきません。

ペニスに振動が加わると、傷口に影響する

 

ですので術後管理では、できるだけ患部を動かさず、負荷をかけないようにすることが大事です。

 

 

傷痕が目立たないポイントのまとめ

それでは、今までのまとめをしますね。

傷痕を目立たさせない手術とはこのような手術になります。



デザイン

傷口の位置 亀頭直下を切開
包皮小帯の有無
包皮小帯は残す
切除する包皮の量
多すぎず、少なすぎず適切な量
傷口の円周の長さ 亀頭側、根元側の長さを合わせる
切開方法
切開の仕方 皮膚を伸ばして、一気に切る
メスを入れる位置
できるだけ亀頭に近い位置
剥離する皮膚の暑さ できるだけ薄く切る
使用するメス 金属メスを使う
止血方法 止血の仕方 迅速かつ丁寧に行う
縫合方法

縫う力加減 糸が外れない範囲で、できるだけ弱く縫う
縫う糸 細く、溶けない糸
縫合方法 結節縫合で縫う
縫う針の数 細かく多く縫う
針の位置
傷口に近い
 術後管理  手術後のケア できるだけ負荷をかけず、動かさない

 

補足1
上記で挙げたポイントは、あくまで一般的なケースの場合です。

ペニスの状態は人によって違いますので、人によっては上記のやり方を無理にやろうとすると、返って見栄えが悪くなる場合があります。

ペニスのサイズが小さければ、当然、縫う針の数も少なくなります。

それを「縫う数が多い方がいいから」と言って、無理やり増やすと、血流を阻害して、傷痕がひどくなる場合もあります。

また、なんでもかんでも、極端にやりすぎるのもよくありません。

切開場所が亀頭に近いほどいいからと言って、亀頭直下ギリギリ過ぎたりすると、大事な性感帯であるカリの部分を傷つけてしまったりします。

ですので、その点を踏まえて参考にしてください。

 

見栄えをよくするための手術方法についてはお分かりいただけたと思います。

 

次に気になるのは、

リョータロー
「このような手術を行ってくれる病院をどうやって見つけるか?」

だと思います。

 

下記記事で具体的に説明していますので、合わせてご覧ください。

 

 

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