後悔しない包茎手術のカウンセリングの受け方~8つのステップ

後悔しない包茎手術を受ける上で、1番あなたが気をつけるべきポイントって、どこだと思いますか?

 

リョータロー
「結論から言うと、それはクリニックの『カウンセリング』だと思います。」

 

包茎手術を受けるクリニックを探す際、いろいろなポイントはありますが、最終的にどこのクリニックを選ぶかは、

「カウンセリングの時に決める」

もしくは

「カウンセリングを受けたあとに、検討して決める」

ことが多いからです。

 

中にはクリニックのカウンセリングを受けず、泌尿器科などでサクっと手術をしてしまう方もいますが、多くの方は慎重に検討して、最終的にカウンセリングを受けてから決める方が多いと思います。

 

ネット上の情報だけではわからないことも多いですし、カウンセリングで初めてわかることも多くあります。

それだけ、カウンセリングというのは、クリニック選びで重要な部分を占めているわけです。

 

そのため、カウンセリングを受けたとき、

  • 良いクリニックかどうかを見分けるために、どこをチェックすればいいのか

  • 執刀医やカウンセラーにどのような質問をしたり、確認したりすればいいのか

  • クリニック側から営業をかけられた時に、どのように対応をすればいいのか

こういったことに適切な対策をすることで、正しいクリニック選びができるわけです。

 

 

「カウンセリングなんて、ただ患部を見せて、手術の説明を聞けばいいんでしょ?」

なんて、考えているとあとで後悔します。

 

今回はそういったことがないように、

  • カウンセリング前

  • カウンセリング時

  • カウンセリング後

それぞれの段階で、やるべきことを時系列で説明します。

 

何の準備もせず、

  • ただカウンセリングを受けて、そのまま薦められるままに手術を受けてしまったり
  • あなたが聞くべきことをちゃんと聞かずに、希望通りの手術を行ってもらえなかったり

しないように、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

 

 

カウンセリングまでに行うこと

これから順番にやっておくべきことを説明していきますが、まずはカウンセリングを受ける前にやっておくべきことです。

 

【ステップ1】 包茎手術について基礎知識を学ぶ

当たり前ですが、包茎手術について最低限の基礎知識は学んでおくようにしましょう。

 

包茎手術についての基礎知識がなければ、いくらカウンセリングを受けてもカウンセラーの説明がわからないですし、あなたも自分が希望する手術を受けることができません。

 

当ホームページでは、包茎や包茎手術に関してイラスト入りで詳しく説明していますので、是非勉強しておいてください。

 

【ステップ2】 カウンセリングの予約をする

続いて、クリニックへ連絡して、カウンセリングの予約をします。

 

 

なお、カウンセリングの予約を取る際は、

  1. 「カウンセリング時は手術を希望しない」と伝える

  2. カウンセリングは2~3院受ける

ようにしてください。

理由をそれぞれ説明します。

 

-予約のポイント1- 「カウンセリング時は手術を希望しない」と伝える

なお、予約の時点で、

ナース
「当日合わせて手術も受けられますが、どうしますか?」

と聞かれることがあります。

その場合は、当日はカウンセリングのみ希望であることを伝えておきましょう。

 

クリニックによっては、カウンセリングを受けた後、そのまま手術を受けるよう勧めてくるところがあります。

 

カウンセリング後に手術を受けることが必ずしも悪いとは言わないですけど、デメリットの方が多いのでリョータローは薦めません。

 

 

リョータローもそうでしたが、カウンセリング中というのはかなり緊張している状態で、いつもの冷静な状態ではありません。

 

なにせ、見も知らない赤の他人に自分のペニスを見られるわけですから、冷静でいられるはずがありません。

しかも、ズルムケの立派なペニスならまだしも、手術を受けたいと思うほどコンプレックスに思っている皮かむりの包茎ペニスを見せるわけですから、恥ずかしくってとても冷静ではいられません(リョータローも恥ずかしかったです……)。

 

もちろん、ドクターやカウンセラーから説明を受けるときはパンツを履きますが、ペニスを見られた直後ですので、カウンセリングというのは基本的に正常な判断ができない状態です。

 

 

そんな時にクリニック側から、

ドクター
「この後手術が受けられますけど、受けて行きますか?」

などと言われたら、つい

「(悪そうなクリニックじゃないし)じゃあ受けて行きます」

と、大した検討もせずに言ってしまいそうじゃないですか?

 

それで納得のいく手術が受けられればいいですけど、もしあまりよくない手術だったら、後悔してもしきれません。

補足
「国民生活センター」が行った包茎手術に関する調査でも、即日手術もしくは即日契約をした場合、手術費用が高くなるというデータが出ています。

 

下記のグラフを見ると、ほとんどの場合は手術費用が「10万円以内」ですが、即日手術もしくは即日契約をした場合、手術費用「100万円以上」(グラフのオレンジ部分)の層がわずかですがでてきます。
複数回受診して、納得してから契約した場合は、手術費用が「100万円以上」のケースはありませんでした。

データ引用元:『美容医療サービスにみる包茎手術の問題点(国民生活センター)※平成28年6月23日』

 

※ただ、即日手術もしくは即日契約だけ、手術費用「1万円」(グラフの水色部分)のケースがあります。金額なども踏まえると、おそらく泌尿器科などで受けた手術だと思われます。
また、どのタイプも「1万~10万円未満」のケースが一番多いので、この調査の対象者は泌尿器科の手術やクランプ式の安い手術を受けている層が多い印象ですね。

 

ですので、クリニック選びはいったん冷静になって考えることが必要です。

そのためにも、即日手術を受けることはできるだけ避けた方がいいわけです。

 

※リョータローが包茎手術を受けたときのカウンセリング体験談はコチラ↓

 

-予約のポイント2- カウンセリングは2~3院受けよう

なお、予約は1つのクリニックだけでなく、2~3院のクリニックで取るようにしてください。

 

複数のクリニックでカウンセリングを受けるメリットは、

  • 即日決めない抑止力になる

  • 複数のクリニックを比較できる(カウンセリングの基準もわかる)

  • カウンセリングに慣れることができる

など、いろいろとあります。

 

さきほども言ったとおり、包茎手術のカウンセリングというのは、めちゃめちゃ精神的に負担があります。

他人にペニスを見せるわけですから、結構恥ずかしいですし、正直何回もやりたいことではありません。

 

ただ、包茎手術は一生に一度の大事な手術ですので、カウンセリングを受けるその日1日は、

「今日1日だけ、将来の自分のためにどんなことも頑張ろう!」

という強い意志で頑張ってください。

 

 

なお、第1候補のクリニックは1番目に受けるのではなく、できるだけ最後に受けるようにしてください。

 

1番最初は、まだあなたがカウンセリングに慣れていませんし、緊張している状態です。

この後紹介するカウンセリングの受け方、やるべきことなども、ちゃんと実践できない可能性があります。

 

ですので、まずは慣れる意味でも優先順位の低いクリニックを1番最初に受診してください。

第1候補など、上位の候補はできるだけ最後の方が、正しい判断がしやすいと思います。

 

【ステップ3】 当日までに、聞きたいことをメモしておく

カウンセリングの予約が済んだら、カウンセリング当日までに聞くべき質問をまとめておきましょう。

 

たとえば、

  • 手術方式

  • 切除ライン

  • 包皮小帯の温存

  • 料金

など、大事な部分はしっかり確認する必要があるので、ちゃんと整理しておいてください。

 

術式などは下記の記事も参考になるので、チェックしておきましょう。

 

 

そして、その聞くべき質問は、ちゃんとメモとして書いておいてください。

当日は、そのメモを見ながら執刀医やカウンセラーに質問をするといいでしょう。

 

カウンセリング中は、あなたもかなり緊張してテンパっている状態なので、メモがないと聞くべきことが聞けなかったりします。

でも、メモがあるとそういったことが防げるので、必ず用意しておいてください。

 

 

カウンセリング当日に行うこと

続いては、カウンセリング当日の話です。

 

【ステップ4】 ICレコーダーで録音する

まずクリニックに行く前に、もしICレコーダーなど録音する機器があれば、それを持って行ってください。

スマホのボイスレコーダーなどでもいいと思います。

クリニックに入る前に、スイッチをオンにして、カウンセリング中のやりとりが録音できるようにしておきましょう。

スマートフォンの「ボイスレコーダー」でもOK。

 

カウンセリングのやりとりを録音するメリットは2つあります。

 

-メリット1- 情報の漏れがなく、クリニック選びができる

まず1つ目は、カウンセリングを受けた後にどのクリニックで手術を受けるか検討すると思いますが、その時の参考になるためです。

 

結構人間というのは、聞いた話を忘れてしまうので、録音してあると情報の漏れがなくなり、より良い判断ができます。

 

-メリット2- トラブル時の証拠になる

また、万が一なんですが、トラブルになった時など証拠として残るからです。

聞いていた料金と違う、説明されていた手術方式と違うなど、トラブルが起きないとは限らないので、念のため録音しておくことをお勧めします。

 

【ステップ5】 しっかり質問をする

そして、クリニックで受付を済ませ、いよいよカウンセリングが開始となったら、カウンセラーの説明を受けます。

 

手術内容や料金など、詳しく説明をしてくれると思いますが、あなたの方からも聞きたいことはちゃんと質問をしてください。

 

質問は、前もって用意したメモ帳を見ながら、行いましょう。

このメモ帳があるかないかで、良い手術が受けられるかどうか大きく影響しますので、忘れないようにしてください。

 

また、カウンセラーからの回答もメモしておくといいでしょう。

 

【ステップ6】 あなたの希望をしっかり伝える

また、カウンセリング中は、聞きたいことを聞くだけではなく、あなたの希望もしっかり伝えるようにしてください。

 

当然カウンセラーの方からも聞かれますが、お互いに誤解が出ないようにどのような状態になりたいのかきちんと言っておいてください。

 

「切る位置は、亀頭の真下にしてほしい」

「包皮小帯(裏すじ)はできるだけ残したい」

などなど。

 

あなたのペニスの状態や、そのクリニックの手術方式によっては、あなたの希望通りに受けられない場合もあります。

納得のいく手術を受けるためにも、必ず言っておきましょう。

補足
じつはリョータローはカウンセリングの時に、きちんと確認をしなかったために、ちょっと後悔していることがあります。

「それは包皮小帯をどうするか?」ということです。

 

リョータローの頭の中では、「クリニック側はできるだけ見栄えよく手術してくれる」と思っていたため、包皮小帯についてもきちんと残してくれると勝手に思い込んでいたんです。

そのため、包皮小帯については何も質問せず、切る位置についてとか、他の部分ばかり確認をしていました 。

その結果、包皮小帯の一部が切られてしまったので、 少し見た目に違和感のある感じになりました。

 

じつは当時は包皮小帯を温存する術式はそこまで一般的ではなかったので、あらかじめカウンセリングのときに確認をしていても、結果は同じだったと思います。

ただ、事前に包皮小帯の一部が切られるということを分かった上で手術を受けるのと、知らずに受けるのとでは、後での納得感が違ってきます。
実際、術後に包皮小帯の一部が切られていることを知った時はちょっとショックでした。

 

このように自分が思っていたのと違う状態になる可能性はあるので、確認できるところはちゃんと確認をしておきましょう。

 

【ステップ7】 クリニック内をチェックする(3つのポイント)

クリニックに入った時から、クリニック内のチェックをしておいてください。

チェックをしておく事で、良いクリニックかどうかある程度、判断ができます。

 

カウンセリング時にチェックするべきポイントは下記の記事でまとめています。

 

 

カウンセリング後に行うこと

最後に、カウンセリング後の話です。

 

【ステップ8】 各クリニックのカウンセリングを整理・比較

予定していた2~3院のクリニックのカウンセリングが完了したら、情報を整理して、比較検討していきます。

これはカウンセリングの時に、書き留めたメモ帳などを見ながらやりましょう。

 

また、ICレコーダーで録音していれば、それも聞きながらやるといいですね。

もし、ここでわからないこと、聞きたいことなど不明点が出たら、またクリニックに電話などで確認しましょう。

 

 

まとめ

  • 【ステップ1】 包茎手術について基礎知識を学ぶ

  • 【ステップ2】 カウンセリングの予約をする

  • 【ステップ3】 当日までに、聞きたいことをメモしておく

  • 【ステップ4】 ICレコーダーで録音する

  • 【ステップ5】 しっかり質問をする

  • 【ステップ6】 あなたの希望をしっかり伝える

  • 【ステップ7】 クリニック内をチェックする(3つのポイント)

  • 【ステップ8】 各クリニックのカウンセリングを整理・比較

 

以上が、後悔しない包茎手術のカウンセリングの受け方になります。

 

カウンセリングはちゃんと準備をしておかないと、相手の勧めるままに流されていって、そのまま契約ということにもなりかねません。

 

ちゃんと準備をして、自分の聞きたいこと、知りたいことはちゃんと把握してから、正しいクリニック選びができるように対策をしておきましょう。

 

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事