高齢者の包茎手術が増えている! 若い人も知らないとマズイ4つの理由

意外と思うかもしれませんが、60代以上など、中高年になってから包茎手術を受ける方は少なくありません。

リョータロー
「その理由について、今日は詳しく解説をします。」

 

現在中高年の方はもちろん、いま20代、30代だけど、包茎で悩んでる方にも参考になる記事です。

 

 

≪今日の記事で分かること≫
  • 高齢者の包茎手術患者が増えている理由が分かる
  • 年配になって包茎を放置したとき、包茎が悪化したり、炎症を起こしたりする理由が分かる
  • 20代、30代など、若いうちに包茎手術しておいた方が良い理由が分かる

 

 

60代以上の高齢者の包茎手術が増えている

「そもそも60代とか歳をとってから、包茎手術を受ける人なんているの?」

「女性とセックスをしなくなる年齢で包茎を治しても、意味がないんじゃない?」

と思うかもしれませんね。

 

そこでまず、60代以上の高齢者で包茎手術を受けている人が増えているというデータを示します。

 

包茎治療専門クリニックの「本田ヒルズタワークリニック」では、“アラカン”の60代前後を中心に、包茎手術者が右肩上がりだ。中には90代の患者もいた。

 

 

また、以前当サイトで、包茎のクリニックに取材をさせていただいたときの患者さんのデータを紹介します。

各クリニックとも、60代の方で包茎手術を受けている方が1~2割いるのが分かると思います。

60代以上の患者さんが全体の20%

60代以上の患者さんが全体の13%

 

 

あとで理由と合わせて紹介しますが、AV男優のシミケンさんも、年をとってからの包茎手術を考えているそうです。

 

 

高齢者になってから包茎手術を受ける4つの理由

では、一体何で60歳を過ぎてから包茎手術を受けようとするのか?

リョータロー
「普通に考えたら不思議ですよね?」

 

20代、30代など若いときでしたら、セックスをする機会も多いので、「包茎に対するコンプレックス」や「女性への配慮」から手術をしようというのは分かります。

 

ただ、高齢者になってからは、そういったこともほとんどないでしょうし、

「いまさら、何で手術するの?」

と思うかもしれません。

 

 

でも実は、60代になってから包茎を気にする状況というのが生まれるんです。

20代、30代の方はもちろん、40代、50代辺りの人でも、ちょっと想像がつかないかもしれませんが、次のような理由があります。

  1. 老人性包茎などで、包茎が悪化したため
  2. 炎症を起こしやすくなったため
  3. 介護で迷惑をかけないため
  4. 温泉・旅行で、恥ずかしい思いをしたくないため

1つずつ説明していきますね。

 

【理由1】老人性包茎などで、包茎が悪化したため

1つ目の理由は、「老人性包茎」になって包茎が悪化しているパターンです。

 

老人性包茎とは、歳をとってからペニスが萎縮してしまったり、加齢とともにお腹が出てきてペニスが埋もれてしまって包茎になることを指します。

 

つまり、若いときは包茎でなかったり、もしくは包茎であっても軽度だった包茎が、歳をとることによって重度の包茎になるということです。

ひどい場合は、皮が癒着して「仮性包茎」から「真性包茎」になってしまう人もいます。

 

そのため、若いときは包茎であってもあまり気にしていなかったのが、重症化して気になってしまい、包茎手術を考えるわけです。

 

【理由2】炎症を起こしやすくなったため

2つ目の理由としては、炎症を起こしやすくなるパターンです。

 

若いときはとくに炎症を起こしたり、痛みが出たりすることはなかったのに、歳をとると、急に包皮に炎症を起こしたり、痛みを伴ったりするようになることがあります。

 

一体なぜそうなるかというと、歳をとってくると免疫力が低下してしまうからです。

若いときはちょっとした赤みやかぶれが出ても、免疫力があるため自然に自己治癒してしまいます。

 

 

ところが60代ぐらいになると、免疫力はぐっと下がってきますので、ちょっとした赤みやかぶれがあると、なかなか治りません。

むしろどんどん赤みが広がって炎症となり、痛みが発生したりするわけです。

 

そのため、おしっこするときにも痛みを伴ったりして、皮を剥くのにも苦労します。

 

下記でも説明されていますが、年をとるとペニスに限らず、体全体で炎症が起こりやすくなります。

老化に伴って慢性炎症が起きやすくなる背景として、(1)免疫の変化、(2)細胞の老化、(3)全身的な要因、の3つの要因が寄与していると考えられています。

 

【理由3】 介護で迷惑をかけないため

3番目の理由としては、介護を受けるために包茎手術を受けるというパターンです。

 

介護を受けるとなると、当然ヘルパーさんなどに下の世話もしてもらいます。

そのときに包茎であると、匂いや汚れなどでヘルパーさんに迷惑をかけてしまう可能性があります。

排泄介助はもちろん、体を拭いてもらう場合も、剥けている方がやりやすいですよね?

 

そのため、ヘルパーさんなど介護をしてもらう方への配慮として、手術を受けるわけです。

 

 

実際、この介護のために包茎手術だけではなく、陰毛など股間周りの毛の処理をしている方もいます。

「介護脱毛」などと呼ばれ、いま脱毛エステサロンで60代の患者さんが増えているそうです。

 

 

また、冒頭で紹介したシミケンさんも、この介護を踏まえて包茎手術を検討していると語っています。

「50、60になって、たとえば介護とかのときに一人で風呂にはいれなくなったら、包茎手術するかな。」

 

動画の5分25秒あたりで、おっしゃってますね。

 

 

【理由4】 温泉・旅行で、恥ずかしい思いをしたくないため

4番目の理由としては、温泉や旅行に行ったときに恥ずかしい思いをしたくないためです。

 

60歳を過ぎて定年を迎えますと、時間的な余裕ができますので、家族や友達などと温泉や旅行に行く機会が増えたりします。

また、旅行でなくても友達とゴルフに行って、その後一緒にお風呂やサウナに入ったりする機会もあります。

 

 

そのときに包茎のコンプレックスがあると、家族や仲間に自分のペニスを見られたくないという意識が働きます。

 

リョータロー
「せっかく楽しい旅行やゴルフなのに、そういった不安があると十分楽しむことができませんよね?」

そのため、包茎手術をして旅行やゴルフなどを楽しいものにするというわけです。

 

包茎のコンプレックスというと、「対女性」がメインかと思うかもしれませんが、意外と「対同性」だったり、「対周りの家族」だったりすることもあるわけです。

 

 

以上が、高齢者になってから包茎手術を受ける主な理由になります。

もし60歳前後の方で、こういった理由で包茎手術を考えているのであれば、決しておかしなことではありません。

 

病院側でも、60歳前後の患者さんを珍しいとは思っていませんので、手術を検討している方は一度相談してみてもいいと思います。

 

 

20~30代でも、いまのうち手術した方がいい3つの理由

もしあなたが20代、30代など若い場合で、今回の話を聞いて

「自分も将来は包茎手術を受けようかなー」

と考えている場合は、今のうちに手術を受けることもいいですね。

 

今のうちに手術をしたほうがいいという理由は3つあります。

 

【理由1】糖尿病などで手術が受けられなくなる

まず1つ目の理由は、歳をとってからだと糖尿病などで手術を受けられなくなる可能性があるということです。

 

糖尿病や糖尿病予備軍になると、外科的な手術が受けられなくなることがあります。

包茎手術も同じで、いくらあなたが手術を受けたいと思っていても、お医者さんの方から止められてしまうわけです。

 

 

実際、歳をとればとるほど糖尿病患者は増えていますので、あなたが60代になったとき、包茎手術を受けたいと思っても受けられる保証はないわけです。

 

糖尿病や糖尿病予備軍になると、炎症なども起こしやすくなるので、ペニスが包茎の状態だと本当に包皮炎などの症状を頻発に発症しやすくなります。

 

【理由2】傷の治りが悪く、見栄えも悪くなる

2つ目の理由としては、高齢者になってからの手術は傷の治りが悪くて、見栄えも悪くなるということです。

 

若いときというのは、新陳代謝も活発で傷の治りも早いです。

しかし年を取ってくると、新陳代謝も活発でなくなり、傷の治りも悪くなります。

これは転んで膝をすりむいたなど、怪我をしたときと同じです。

 

 

治りが悪いということは、当然傷跡の見栄えも悪くなります。

リョータロー
「60代などの年配になればそれほど、見栄えは気にしないかもしれませんが。それでも良いに越したことはないですよね?」

 

そのため、傷の治りが早い若いうちに手術を受けておくっていうのは、メリットの1つです。

 

【理由3】包茎の不都合・コンプレックスを抱えたまま、年を取る

3番目の理由としては、包茎による不都合やコンプレックスを抱えたまま生きて行くことになるということです。

 

真性包茎はもちろんですが、仮性包茎でも剥けているペニスに比べるとデメリットはあります。

洗っていても不潔になりやすいということや、臭いを発しやすいということ、また、包茎にコンプレックスを感じているのであれば、そのコンプレックスを抱えたまま生きていくことになります。

 

しかし、今のうちに手術をしておけば、そういった不都合やコンプレックスを感じることなく生きていくことができます。

 

 

将来的にも包茎手術を受ける気がないのであれば、あまり関係ないかもしれません。

でも、どうせ60代ぐらいで受けるのであれば、若いうちに受けておいた方が包茎手術の恩恵をより多く受けることができます。

 

実際、60歳を過ぎて包茎手術を受けた患者さんの中には、

「どうせ包茎手術を受けるんだったら、若いうちにしとけばよかった」

という患者さんも少なくないそうです。

 

 

以上が、包茎手術を受けるのであれば、今のうちに手術をしておいた方がいい3つの理由でした。

 

もちろん、前半で紹介した高齢者が包茎手術を受ける理由を聞いても、とくに手術の必要性を感じず、現時点でも包茎に対してコンプレックスや不都合がないのであれば、手術する必要はないと思います。

 

 

ただ、60代ぐらいになったら手術した方がいいかなと思っていたり、今の時点で包茎にコンプレックスを感じていたり、何かしら不都合があるのであれば、今のうちに手術した方がいいですね。

 

早く手術をすればするほど、その恩恵を受けることができますし、自分に自信が持てますから、人生が絶対有意義になります。

 

 

リョータロー

「リョータローも若いうちに包茎手術をしたので、手術を受けてからは包茎に関する不都合やコンプレックスを感じることなく、過ごしていくことができました。

また、将来介護を受けるときなどでも、迷惑をかける心配がないので本当に手術をして良かったと思っています。」

 

 

 

今回のまとめ

◆ 高齢者になってから包茎手術を受ける4つの理由
  1. 【理由1】老人性包茎などで包茎が悪化したため
  2. 【理由2】炎症を起こしやすくなったため
  3. 【理由3】 介護で迷惑をかけないため
  4. 【理由4】 温泉・旅行で恥ずかしい思いをしたくないため

 

◆ 20~30代でも、いまのうち手術した方がいい3つの理由
  1. 【理由1】糖尿病などで手術が受けられなくなる
  2. 【理由2】傷の治りが悪く、見栄えも悪くなる
  3. 【理由3】包茎の不都合・コンプレックスを抱えたまま、年を取る

 

 

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